ダリアはそれほど神経質に手入れをしなくても育ちますが、栄養たっぷりの“良い土”で栽培すればより健康な株に育ち大きな花を咲かせられます。
庭土がダリア栽培に適した土か、簡単に診断できます。市販のph測定機(液)を用いてph度を計ってみましょう。
ph5.5以下は酸性に傾き過ぎています。下で紹介する方法で石灰を施し庭土を中和しましょう。
植え付ける場所をスコップやシャベルで広めに深く掘り返します。土の固まりはスコップやシャベルのヘリで崩します。掘り返すことで、土の中で眠っている害虫の卵やサナギ、成虫などを寒気にさらして殺す効果があります。
酸性に傾いている土には石灰資材を施して中和します。石灰資材にはいくつか種類がありますが扱いやすい苦土石灰がお勧めです。適量を土の表面にまき、すぐに土と混ぜ合わせます。水分を含むとセメント状に固まってしまい、無理に混ぜ込んでも根を傷めてしまいます。またこのとき肥料や堆肥を同時に施してはいけません。肥料や堆肥の窒素成分が石灰と化学反応を起こし、アンモニアに変化して空気中に飛び散ってしまいます。
庭土のpH値を1.0上げるための石灰量の目安(面積1m
2
×深さ0.2mあたり)
普通の土質、pH5.0、幅1.2m×奥行0.7m×深さ0.2mの花壇の酸度をpH6.0にしたいのなら
1.2m×0.7m×400g=336gが必要となります。
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石灰を施して1〜2週間後に土壌改良土をすき込みます。土壌改良土とは植物に適するように土質を改良するための土のことです。初めて耕す土には1m
2
あたり5kg、2年目以降の土には1m
2
あたり2〜3kgが目安です。庭土の欠点にあわせて土壌改良土を選びましょう。
堆肥(たいひ)
腐葉土(ふようど)
ピートモス
バーミキュライト
パーライト
もみ殻くん炭
鉢植えでダリアを栽培する場合、水はけの良い用土を用いることが根腐れを防ぐポイントになります。市販のブレンド済培養土を用いる場合は、バーミキュライトやパーライトなど排水性の良い用土を多めに配合したものや、根腐れ防止剤を配合したものを選ぶと良いでしょう。自分で単品の基本用土をブレンドして土を作る場合は、赤玉土(小粒)3:腐葉土3:バーミキュライト4など、砂質で水はけの良い土にあつらえましょう。
※購入した赤玉土は必ず1mm目のフルイに通し、粉状の土を落としてから使いましょう。粉状の土を抜かずに使うと、水やりのたびに鉢の壁や土の粒の間にべっとりとへばりつき、水はけが悪くなります。
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通気性が良い
土の粒の間に隙間のない固く締まった土では、新鮮な空気が入り込めず根腐れを起こしてしまいます。
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水はけが良い
ダリアの根は過湿を嫌います。雨がふっても水がなかなかしみ込まないような土では根腐れを起こしてしまいます。
団粒構造=空気も水もよく通る
単粒構造=水が抜けない/空気が通らない
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微酸性である
日本は雨が多いので土壌が酸性になりがちです。ダリアはpH5.5〜6.0の微酸性が適しています。
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ミミズや微生物が生育できる土である
ミミズや目に見えない小さな微生物は、土の中の有機物を分解して植物に必要な養分に変えます。
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