
ダリア球根モニターさんによる2009年度栽培レポート
広島県 広島市 フーミンさん
vol.08
2009.09.08 update
こんにちは〜。フーミンです。8月23日〜9月5日のわが家のダリアっ娘レポートをお届けします。
いよいよ9月に入りました。まだまだ日中の日差しは強く、30℃を超すきびしい暑さが続いています。
しかし、朝夕は涼しくなり夏と秋が同居しているみたいな広島の気候です。
今年の夏は短くて名残惜しい気もしますが、未来志向で行くとしましょう。
ダリアも秋を待っているはずです。
広島の気候
8月23日〜8月29日 気温19.3〜32.9℃/1日平均26.0℃
8月30日〜9月5日 気温20.1〜33.0℃/1日平均26.6℃
日の出5:46頃/日の入り18:31頃
日長時間/12時間45分
1.ダリアっ娘の様子
先日の天下分け目の総選挙で、政治が自民党から民主党にチェンジしました。
我が家のダリアっ娘たちも夏花から秋花へ向けて、切り戻しのチェンジしたのは前回のレポートでお伝えした通りです。
初めての試みで多少不安はありましたが、ダリアっ娘たちは「イエス、ウィーキャン(^^)v」と答えるように、脇芽を毎日少しずつ伸ばしています。
切り戻しをすると、次の開花まで花は途切れますが、新しい葉の展開を見るのも新鮮な気持ちになります。
“椿姫”は一番花開花の時から脇芽の伸びに勢いがあったのですが、もうすでに、豆粒みたいな二番花が蕾んでいます。
“椿姫”にはチョとした事件がありました。
8月4週頃、ダリアっ娘たちの上に“黄モッコウ”が覆い被さってきたので、払い除けているうちに“椿姫”の枝をぽっきりと付け根から折ってしまいました。
折れ口が見えて、あわてて割り箸で添え木をして紐で固定したところ、何時間・何日経っても葉が萎れることはありませんでした。
接ぐことに成功したのです。「やったぁ〜〜〜○×÷★△+☆(^^♪)」
細胞が生きている限りダリアも再生することを発見!しました。
生物は再生能力があるのでと、とっさの判断で折れ口を接合しましたが諦めないことが良かったです。
今は添え木の割り箸も外しましたが、その枝も蕾を付けています。

添え木している“椿姫”
“祝歌”には豆粒みたいな二番花が蕾んでいます。
思ったより早く蕾を付けました。

9月4日、やはり早生種の“祝歌”は2番花も早い。
“夜空”、“織姫”、“春爛漫”は脇芽が22〜37cmくらい伸びています。

9月4日、中晩生の“夜空”は脇芽もゆっくり伸びます。
やはり切り戻しは正解でした。
今のところ、古い葉の一部に夏の暑さ疲れはありますが、病虫害はないようです。
人間同様に、健康で元気に育ってくれるのがまず一番です。
肥料ですが、まだまだ広島の気温は高く、日中の地温も30度近くありますので、活力剤で対応しています。
その他、8月からは時々夕方にはダリアを冷やすために、葉っぱへ噴霧器でシャワーを浴びせたりしています。
2.ダリアの知恵
下芽(土中から芽)からも開花へ向かうダリア
6月のある日、ホームセンターで小さな蕾を付けたダリアに出会いました。
見ると、土の中から葉っぱがニョキニョキと出ているではありませんか。
脇芽はありません?!「ハッ\(◎o◎)/!」としてこのダリアに興味を持ち、この下芽を育ててみたいと好奇心に駆られました。12cmビニポット入りなのでほっそりしていましたが、花後の切り戻しをして10号鉢でこの下芽を育ててみると、今は蕾を付ける寸前まで生長しました。

土中の下芽から生長したダリア
この経験により、脇芽を摘まれたダリアは土中から再び芽を出して、生長することを学びました。(来年はダリアっ娘の子孫の一部は、脇芽を全部掻き取って、まっさらな芽を土中から出させて、全ての茎葉を更新してみたいです。選手交代という訳です。)
とすると「ダリアの球根は生きているのでは?!」と疑問符が付きます。
ダリアの球根は生きていました。
ダリアに水やりをしていた時です。球根がチラッと顔を覗かせましたので、驚いて土を払って触ってみたらカチンカチンに硬かったのです。
レポートvol.4で球根は今、茎葉の養分になってしまったのでしょうか。どうなっているのでしょうか。と書きましたが、このレポートで生きて働き、まだ役割を果たしていることをご報告します。
応用問題を解くかのように上記の体験が重なり、二番花になる脇芽を採られても、子孫を残すために、土中からでも生きよう(生長)とするダリアの生理や生命力を垣間見た次第です。
同時に栽培のヒントを掴んだ気もしました。

硬そうな球根、生きている証
3.我が家のダリアっ娘たちpart2.
和の趣を持った“晴朗”です。
“春爛漫”と色合いは似ていますが、花弁は細くて外側にカールしています。
中心の花弁は内向きにカールして芯は淡い黄色です。上品で優しい雰囲気があります。



8月26日に満開になった“晴朗”(AGSではお取り扱いしていないダリアです)
名花の“プー”。世界中で愛されているそうです。
小輪でとっても可愛いダリアです。朱色の花弁の中に、また黄色の花弁があり、違う色相が重なり合って個性的です。
どうしてこういう花の造りになるのでしょうか。もう花のアートです。



8月28日、満開の“プー”(AGSではお取り扱いしていないダリアです)
存在感があります。
4.その他の植物

ケイトウの花がきれいに咲いています。
生命力がありコンクリートのチョとした隙間からでも芽を出し花を咲かせたので、驚いたことがあります。
花期間も長く楽しめるし、それに何といっても丈夫です。

素朴なニラの花、真っ白な星の花型の小花が集合しています。
群れて咲く姿は清楚で美しい。野菜の花なので人に見られることは少ないでしょう。
ニラの花が咲き始めると夏も終わりですね。
終わりに・・・
ダリア栽培も3カ月が過ぎました。
今までダリア栽培は難しいと食わず嫌いでしたが、マニュアルを基本にやっていけば、観察しているうちにダリアからも自然と教わりました。
ダリアのことがおぼろげながら分かってきたように思います。
それではこの辺で、ごきげんよう(^^)/
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